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和田レフェリー全日本退社/
「こういう会社なのかな、といったら失礼だけど寂しい」

和田京平レフェリーが、6・19両国大会をもって、全日本プロレスから離れることになった。昨年4月から、全日本とはフリー契約になっていた。

和田のコメント
「72年に入社し、39年、馬場社長が作り私が育った全日本を、6月19日の両国大会をもちまして去ることになりました。
2009年4月に役員から外され、昨年4月に契約を解除されフリーで、この1年フリーとして全日本プロレスに上がってた。馬場社長の作った全日本プロレスを守っていきたかったですけど、武藤さんを支えていきたかったけど、それもできなくなりました。

僕から辞めていったように思われるかもしれないけれど、僕はやはり40年近く全日本プロレスにいて、できれば全日本プロレスのリング上でリタイアしたかった。
今回ブードゥの一件で、僕は僕なりに自分の名前を出して『武藤さんが謝れば終わりじゃないですか』と言ったのが、本人からすれば裏切り的な感じになったんですね。
前シリーズ途中に、出雲大会(6月6日)が終わって、武藤さんから電話があり『京平ちゃんわかってるよね、今回のこと』ということなんですよ。『社長が謝れば事件は終わるよ』って言ったんですけど、それがやはり本人には裏切りだという。『明日自分は社長を辞任するから、京平ちゃんも両国で終わりにしてくれ』。そのとき、わかりましたって返事をした。
これが、僕が全日本を去っていく電話のやり取りです。ああ、こういう会社なのかな、といった失礼なんだけど、寂しいと思いましたね。

(これからは)馬場さんがいままで教えてくれた『プロレスってのはこうなんだ。レフェリーってのはこうなんだ』ということを伝えていきたい。僕を必要としてくれる団体に上がりたいんです。どんな小さなところでも、学生プロレスだろうが、リングの上なら本当にありがたいと思います」


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