ホームNOAHニュース一覧 >バイソン・スミスさんの訃報コメント/斎藤彰俊・井上雅央・小橋建太

バイソン・スミスさんの訃報コメント/斎藤彰俊・井上雅央・小橋建太

斎藤のコメント
「この前の北海道で別れるとき、『良いクリスマスを。また来年、サイトー』って言ってもらえてたのに・・・。信じがたいというか・・・。

ツアー中は食事も一緒に行ったし、これまでも辛いこと、楽しいこと、一緒に経験してきた。
言葉がわからなくても、表情や仕草でわかりあえる関係になってた。ただタッグを組んでただけの仲じゃなかったです。

タッグリーグ戦に優勝したり、ベルトを獲ったりっていう嬉しいことも、三沢社長が亡くなられた試合のような悲しいことも、二人で乗り越えてきた。

(バイソンは『サイトーはジャパニーズブラザー』と言っていたが)本当に兄弟みたいな感じでした。バイソンをびっくりさせてやろうと思って、握力を鍛えていたんですよ。でも、もうそれも・・・。
本当に青い目のサムライでした。強さや技術はもちろん、気持ちがありましたよね。

(バイソンの遺志を受け継いでいく?)なかなか簡単に受け入れたり、切り替えたりはできないですけど、いまでも思います。嘘であってほしい・・・」


井上のコメント
「信じられないです。ついこの間まで、一緒にやってたから。気持ちの整理がついていないです。
何かの間違いですよ。1月に、またひょっこり来るんですよ。本当に、日本人みたいな外国人だったから・・・。

札幌では、一緒にジンギスカン食べたんだよね。本当に日本が好きだった。
三沢さんのお葬式でバイソンに会ってから、ウチの娘がバイソンのことが好きで。今度、英語習うんだって。バイソンだって家族がいるのに、本当にやるせないですよね。

(バイソンの遺志を受け継いでいく?)ウチのトップの外国人ですから。
バイソン・スミスがいたってことを忘れてほしくない。バイソンの心も、自分たちで見せていかないといけないと思ってます」


小橋のコメント
「この前まで巡業一緒でね・・・。信じられない。言葉がないね・・・。
バイソンの荒々しさが、いまでも脳裏に焼き付いている。手強い選手だったし、それだけのモノを持ってた選手だった。

この前のリーグ戦、バイソンの試合を見ていて、バイソンに合った技を俺が考えたんだ。だから、『今度、日本に来たときに教えるよ』って言って別れたんだよね。
俺も、これから上にいく過程で、バイソンをパートナー候補に挙げていたんだ。それだけ力は買ってた。本当に惜しい・・・。

志を持った、向上心のある、人間としてもすばらしい男だった。
バイソン・スミスの魂というのは引き継がれていくと思うし、そうあってほしい。
ひとりの仲間が去っていくのは本当にさびしい。いままで亡くなるのは先輩だったんだけど、後輩が亡くなるっていうのは、本当に辛いよ・・・」


googleで検索 サイト内検索